無力

 南魚沼の米農家の青年がyoutubeのショート動画で必死に訴えている。自分は無力なので彼の訴えに対して悲しいかな無力だ。支出が多くて赤字続きらしい。皆さんも、ご存知の通り、米は高騰している。ブランド力のあるお米に関しては米農家の苦境とは、無縁なのだろうと自分は思い込んでいた。自分達が主食とする米を手に入れるのにこれ程、危機的状況に置かれていると誰が予想していただろうか?

 自分達も、出費が嵩んで手取りが少ないという状況にあるが、赤字で経営というところまではない。消費者の安い物を求める気持ちは痛いほど分かる。然し乍ら、一方だけの利益に偏った関係は脆い。適正な価格で、消費者も生産者も暮らしが成り立つ仕組みを今一度、皆で真剣に考えないといけない時機にきていると考える。多分、主食である、米だからこそ、取り巻く法律、システムも簡単には動かせないかもしれない。でも、やらなければならない時機にきているのだ。

 大豆や小麦にしても併せて考えたい。安全で適正な価格のものを求めるのが、今以上に困難になららいうちに。

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