気持ち

一生涯、彼女の事を思い続ける。という事で激しい恋心を一方的に彼女に対して押しつけている。と誤解されている方々がもしもいるといけないので、ここに記す。確かにいまだもって彼女の事は好きで、気持ち的にある種の高ぶりを抱えているのは事実だが、別に、彼女に対して何の悪感情も無いことだけは、ここで述べておきたい。人づてに彼女が自分と絶対に結婚すると云っていた事は聴いている。嬉しい気持ちの反面、絶対という事はないと漠然と思いもした。だが、彼女の事を考えると真剣な気持ちを持ち続けて、結果を出しているという点から、何となく期待していた気持ちは正直あった。その淡い期待にいつの間にか自分はすがってしまっていた。見放されて当然だと思う。自分が云いたいことは、彼女のことを何となく心にとめながらこれからの人生を歩んでいくのだろうという事をあのような言葉を使って述べたに過ぎない。上手く伝えられるか不安なので、具体例を挙げて説明したいと思う。

自分が確か、17歳かそこらの時、一歳か二歳年上の女性に恋をしていた事があった。当時の自分は凄く幼稚で今も、そこから成長しているかは甚だ疑問だが、彼女に一方的な激しい恋心をひたすらにぶつけ続けていた。今現在の自分からすると激しい気持ちを相手の気持ちも考えられずにぶつけ続ける等、愚かなというか、恥ずかしいというか、悔やんでも悔やみきれないほど、後悔している。しかしそれ以上に深く彼女を傷つけたこともしていてあまり覚えていたくもない事なのだが、、、。彼女と離れてからどれ位の時間が経過しただろう。彼女の事を逆恨みもしたし、それ以上に思い続けてもいた。恥ずかしい過去の所業ではあったが自分にとってあらゆる意味で勉強になった。今では貴重な経験だったと思っている。有るとき、人を介して彼女が結婚していて、大分県に住んでいると聞かされた。その時の自分の気持ちは単に彼女が幸せでいてくれたら、何も望まないという気持ちだった。

今現在の自分は、気持ち的に落ち込んでいるが、多分、過去の恋と同じように、これから先生きていく内に自然と彼女の幸せを願って生きている。と何となくではあるのだが、考えている。

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